室町時代から600年間も受け継がれている『能楽』は、日本が世界に誇る伝統芸能で、
2001年に世界無形文化遺産に登録されている。
その能楽は『能』を頂点とする芸能の集まりで、謡・仕舞、囃子(大鼓、小鼓、笛、太鼓)、
狂言などが各流派に分かれて継承されている。
初めて「謡」のことを知ったのは昭和46年末で、職場の上司から工場謡曲部の紹介があり、
毎年社内の謡曲大会が開催されていることを知り、誘われるまま練習会場を見学し、
翌年の1月から練習に参加することにした。
工場謡曲部は、大協石油や昭和四日市石油等の謡曲部と合同で、大協・松影館を練習
会場に、藤波涛光会・四日市支部の熊沢章師の主宰する「小波会」として厳しく指導を受け、
今日の基礎を築くことができた。
熊沢師が死去された後、藤波涛光会と合流し藤波重和師に指導を受けている。
昭和49年からは囃子を習うため、上司の師事する福井啓次郎師の「幸友会」に入門し、
幸清流小鼓の指導を受けた。
以下に活動の記録を記載します。
鹿間町 山家多喜男
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『謡と小鼓』に戯れて40年
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